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2006年 07月 28日
先物主導で買われ、平均株価は163円高と続伸=東京株式市場・28日後場
28日後場の東京株式市場では、戻りを試す展開となった。株価指数先物にまとまった買い物が断続的に入り、現物株に波及。投信買いも観測され、平均株価は午後1時42分に1万5351円79銭(前日比172円01銭高)まで上げ幅を拡大した。好決算銘柄への買い気が続いた上、新興市場の強基調も投資家心理の安定化につながった。ただ、今晩に4~6月期の米GDP(実質国内総生産)の発表を控えていることもあり、後半は高値圏でもみ合い商状となった。 市場では、「決算を好感した部分もあるが、債券先物売りに絡む株先買いの流れ」(米系証券)、「きのう同様に先物の仕掛け的な動き。先物プレイヤーが短期筋なら、活力があるとは思えない。ただし、ショートカバー(売り建て玉の買い戻し)主体なら、堅調持続の可能性がある」(中堅証券)との声が聞かれた。平均株価は終値で前日比163円09銭高の1万5342円87銭と大幅に続伸した。東証1部の騰落銘柄数は値上がり1142、値下がり450。出来高は16億9113万株。売買代金は2兆1932億円。東京外国為替市場では、1ドル=115円台前半(前日終値は115円96銭)で取引されている。 UBS証がレーティングを「Buy2」に引き上げたNECをはじめ、東エレクや、大証主力のローム、日電産が一段高。第1四半期連結で営業黒字化のソニーが高値圏で推移し、第1四半期連結で税引き前利益2.1倍増の京セラや、今12月期連結業績予想を上方修正、期末増配のキヤノンも堅調に推移するなど値がさハイテク株が引き締まった。トヨタ、スズキ、富士重などの自動車株が底堅く、ブリヂス、住友ゴム、浜ゴムなどのタイヤ株も高い。鉄鋼株では、JFE、新日鉄、住金、神戸鋼などの大手をはじめ、9月中間期連結業績予想を大幅上方修正した洋鋼鈑や、今3月期連結業績予想を上方修正した大製鉄も上げ基調。住友鉱、同和鉱、東邦鉛などの非鉄金属株も堅調となった。1対2株式分割、今3月期業績予想の上方修正を発表した住友チタはストップ高。不動産株では、第1四半期連結で大幅増収増益のジョイントが一時ストップ高に買われ、三井不、菱地所、住友不、東建物なども値を上げた。UFJセントがストップ高となったほか、オリックス、芙蓉リース、興銀リース、イオンクレなど他のノンバンク株も上昇。三菱UFJ、三井住友、りそなHD、みずほ、三井トラスト、住友信託などの大手銀行株や、大和証G、日興コーデ、野村、いちよしなどの証券株も引き締まった。ソフトバンク、ヤフーも底堅い。個別では、第1四半期連結で大幅増収増益のガイシが前場同様にストップ高となり、値上がり率トップを維持。8月1日発表予定の第1四半期決算先取りのステラケミフも前場同様にストップ高。フェイスもストップ高に買われた。 半面、第一三共、小野薬、武田薬、大日住薬、中外薬、エーザイ、ツムラなどの医薬品株が軟調に推移し、東証の業種別株価指数で医薬品は値下がり率トップのまま。JR東海、JR東日本、ヤマトHD、日梱包などの陸運株も引き続きさえない。個別では、7月中間期連結で最終赤字拡大見通しの東京ドームが前場同様にストップ安。第1四半期連結業績の9月中間期予想に対する進ちょく率が50%割れのトプコンも一時、前場同様にストップ安に売られ、値下がり率トップのまま。第1四半期連結で大幅減益の東ソーや、第1四半期連結で営業赤字拡大のアルゴ21なども安い。 http://biz.yahoo.co.jp/column/tpc/ by chinkamo | 2006-07-28 23:48 | 株式投資
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